大学共同利用機関法人 人間文化研究機構 国立民族学博物館
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衣服・アクセサリーデータベース

データベースの概要

このデータベースは、国立民族学博物館収蔵庫に収蔵されている衣服標本・アクセサリー標本資料の詳細分析情報、および各地域のフィールド写真を収録しています。衣服標本資料とアクセサリー標本資料は、地域名,現地名,素材,布地特性,構造技術、形態(例:円筒衣や包衣)、標準衣服名(例:ジャケット型やスカート型)などで検索ができます。

フィールド写真のデータベースは、現在、「マヤの衣文化」「ネパールの衣文化」および「ベトナムの衣文化」を公開しています。「マヤの衣文化」については八杉佳穂氏(民博名誉教授)を通してカメラマンの羽幹昌弘氏から、「ネパールの衣文化」については南真木人研究室から、「ベトナムの衣文化」については樫永真佐夫研究室から提供されました。

また、「世界の衣文化」では、近代世界の衣生活の様相を知ることができます。これらの画像データは、民博所蔵の図書資料より、衣文化の専門家・大丸弘氏(民博名誉教授)が、「身装―身体と装い」の観点から重要と判断した写真や絵画を抜粋したものです。本図書資料は近代に出版された資料であるため、現在では不適切と考えられるものが含まれている場合もありますが、近代世界の衣生活の実態を伝えるうえで、貴重であるとともに学術的価値も高い資料です。

現在の画像データを含めた総データ件数は200,000件以上です

このデータベースは、国立民族学博物館・大丸弘研究室(1995年度まで)、国立民族学博物館・久保正敏研究室(2015年度まで)、 大阪樟蔭女子大学・高橋晴子研究室(2014年度まで)が中心となって作成したものです。2016年度からMCDプロジェクトとして引きつづき作成に当たっています。

このデータベースの一部は、独立行政法人日本学術振興会科学研究費補助金―研究成果公開促進(データベース),重点領域研究(A),特定領域研究(A),基盤研究(B),基盤研究(C)によって構築されています

その他の服装・身装文化資料データベース


<トップページのフィールド写真>

  • 左からふたつ目 ネパール王国 南真木人撮影 1987年(標本番号 NP2).
  • 中央 グアテマラ共和国 羽幹昌弘撮影 1979年 (標本番号 MY3).
  • 右からふたつ目 グアテマラ共和国 羽幹昌弘撮影 1996年(標本番号 MY118).

このデータベースの著作権は、国立民族学博物館およびMCDプロジェクトに帰属します。